レザーシートコーティング/本革シートコーティング

艶感と質感を維持してテカリ、傷、汚れから車内を守るレザーコーティング

・レザーシート/本革シートをきれいな状態でキープしたい
・汚れを防ぎたい
・デニムの色移りが心配

など、このようなお悩みをお持ちの方は、決して少なくありません。

当店のレザー(本革)シートコーティングは、汚れ・擦れ・色移りの付着を抑え、レザーシートやステアリングなどのレザー部分を良好な状態で維持することを目的とした施工です。

なぜレザーシート/本革シートコーティングが必要なのか?


現代の自動車に使用されているレザーシートは、表面に塗装(樹脂コーティング)が施されています。そのため、私たちが日常的に触れているのは革そのものではなく、革の表面に形成された「塗膜」です。

残念ながら現在でも

「クルマのレザーシートには保湿が必要」
「レザーには栄養を与えないといけない」

といった情報を目にすることがありますが、これは現代の自動車用レザーには当てはまりません。

近年の自動車用レザーは、 マット(艶消し)な質感が本来の状態です。レザーがテカって見える主な原因は、汚れや擦れに加え、 本来不要な「保湿クリーム」や「レザーオイル」の使用です。

レザー表面の塗膜は通気性や浸透性がないため、保湿目的で油脂を塗布しても革内部には浸透せず、表面に残るだけです。

残留した油脂は紫外線の影響で劣化しやすく、ひび割れや汚れの付着を助長し、結果としてレザーの質感を損なう原因となります。

こちらの写真をご覧ください。

矢印から下半分がクリーニング前の状態で、ステアリング部分には汚れや擦れによるテカリが見受けられます。上半分はクリーニング後の状態です。

テカリを除去し、レザー本来のマットな質感を取り戻したステアリングとなっています。このように、ステアリングやシフトノブなど日常的に手が触れる部位では、皮脂や汚れが蓄積しやすく、時間の経過とともにテカリが生じ、レザー本来の質感が失われていきます。

さらに近年のレザーシートは、柔らかさや高級感を重視した設計が多く、その反面、擦れや摩耗によるダメージを受けやすい傾向があります。

革素材には自己再生機能がないため、一度付着した汚れや傷が自然に回復することはありません。

だからこそ、レザーをきれいな状態で長く維持するためには、まず徹底的なクリーニングによって余分な皮脂汚れやテカリを除去し、レザー本来の質感に近い状態へ戻すことが重要です。

そのうえでコーティングを施し、汚れや擦れから塗膜を保護することで、良好な状態を長く維持することができます。

レザーシート/本革シートコーティングの効果

当店では、レザーシートに対してコーティングテストを実施しています。

当店で実施したコーティングテスト
コーティングテスト
レザーシートコーティングを実施した結果

未施工の状態では、以下が確認されました。

・デニムによる色移り
・硬貨による擦れ傷
・水性ボールペン、油性マジックの付着

コーティング施工後の状態では、色移りや汚れの付着が大きく抑えられていることが確認できます。

※油性マジックについては完全な防止は難しいものの、未施工時と比較して付着が軽減されます。

当店がレザーコーティングに水性を使用する理由

塗装の基本理論では、素材が本来どのような性質を持っているかによって、その上に施す保護剤の選定が変わります。素材は大きく分けて、水性寄りの性質を持つものと油性(石油系)寄りの性質を持つものに分類できます。

皮革や木材は生物由来の素材であり、分子構造的にも水性寄りの性質を持っています。実際に、これらの素材に使用される塗料も水性塗料が多く採用されています。

そのため、素材との相性 (攻撃性・安全性・密着性)を考慮すると、

・水性寄りの素材には水性の保護剤
・油性寄りの素材には油性、または有機溶剤系の保護剤

を選定することが、塗装理論として適しています。

また、車内は密閉性が高く、施工剤から揮発する成分が 空気中に滞留しやすい環境でもあります。

有機溶剤は揮発して蒸気となり、吸入される機会が増えることで体内に取り込まれる可能性があります。一部の有機溶剤は体内に残留しやすく、排出に時間がかかる場合もあります。

特に、妊娠中や授乳期の方、幼児や小動物(犬・猫)がいる環境では、不要なリスクは避けるべきだと考えています。

そのため当店では、有機溶剤の揮発を前提としたタイプではなく、有機溶剤の使用量を抑えた水性コーティングをレザーシート用として選定しています。

セラミック・ガラス系レザーコーティングについて

なお、市場にはセラミック系やガラス系を謳うレザーコーティング剤も存在します。

これらの多くは、シリコンをポリシラザンに混合した処方であり、レザー専用として設計されたものではありません。

主なデメリットとして挙げられるのが、黄変のリスクです。

シリコンの含有量が多い場合、時間の経過とともに黄ばみが発生しやすく、特に淡色系のレザーでは顕著に現れることがあります。また、施工時にムラが生じやすく、一度硬化すると修正が困難な点も問題です。

ボディ塗装であれば、ポリッシャーによる研磨で剥離が可能ですが、レザーに塗布した場合、除去できる手段はほとんどありません。

一方、水性コーティングであれば、万が一除去が必要になった場合でも、専用のリムーバーを使用して剥離することが可能です。

強いて挙げるなら、セラミック・ガラス系コーティングには「多少傷が入りにくくなる」という側面はあります。

しかし、これらのリスクを総合的に考慮すると、塗装された自動車用レザーには水性コーティングが最も適していると当店では考えています。

スクロールできます
水性コーティングセラミック・ガラス系コーティング
成分有機溶剤の使用量を抑制シリコン+ポリシラザン混合
レザーへの適性専用設計で相性◎レザー専用ではない
黄変リスク低い高い(シリコン含有量が多い)
施工性ムラになりにくいムラが生じやすく修正困難
除去方法専用リムーバーで除去可能除去手段がほぼない
耐傷性傷が入りにくい傷が入りにくい
車内環境への安全性揮発成分が少なく安全有機溶剤の揮発リスクあり
健康への影響低リスク幼児・妊婦・小動物への懸念あり

当店のレザーシート/本革シートコーティングの特徴


01. オリジナルの水性コーティングを使用

01. オリジナルの水性コーティングを使用

当店オリジナルの水性コーティング剤を、丁寧に塗布することで均一な皮膜を形成し、シートの擦れ・汚れ・色移りの付着を抑えます。

ご使用状況(乗車頻度や走行距離)にもよりますが、 効果の目安は約3年持続し日常的なお手入れの手間を大幅に軽減できます。

02. 本革本来の質感をキープ

一般的に、レザーにセラミック系やガラス系のコーティングを施工すると、革本来の風合いが損なわれ、不自然なテカリや硬さが生じることがあります。

当店では、水性コーティング剤を熟練の技術で適切に塗布することで、革本来の柔らかさや質感を維持したまま、十分な保護効果を得ることが可能です。

見た目も手触りも、新車時の上質な状態を長くお楽しみいただけます。

03. シボの中までコーティング

03. シボの中までコーティング

ステアリング、運転席・助手席・後部座席はもちろん、センターコンソール、シフトノブ、ドア内張り、オットマン裏などのシボの奥まで丁寧にコーティング剤を塗布します。

内装全体をムラなく保護することで、どこに触れても汚れが付きにくく、清潔で快適な車内空間を維持できます。

レザーシート/本革シートコーティング施術手順


STEP
レザー部分の徹底クリーニング

汚れ・テカリを徹底的に除去しオリジナルに限りなく近い状態にします(経年車の場合)

レザーシートをクリーニング前とクリーニング後を比較
STEP
コーティング剤の塗布

当店オリジナルのコーティング材を凹凸がある部分まで、新車時の風合いを崩さないよう丁寧に手塗りで塗り込んでいきます。擦れたり、汚れやすい部分は厚塗りにします。

STEP
最終チェック

すべてのコーティング作業が終わった後、最終チェックを丁寧に行います。
まずは全体を見渡しながら、コーティングの塗りムラがないか、光の反射やレザーの表情を細かく確認していきます。

特に重要なのが、「艶感(つやかん)」です。

光の角度や環境光を変えながら、全体がしっとりとした均一な艶消しに仕上がっているかどうかを慎重にチェックします。

レザーシート/本革シートコーティング施術事例


レザーシート/本革シートコーティング基本料金


新車登録から3ヵ月または3000km以内の価格です。
それ以外は別途クリーニング料金が掛かります。

シート1脚30,000円(税抜)
フロント周り(シート2脚、ステアリング、コンソール)55,000円(税抜)
全脚(5人乗りまで)75,000円(税抜)
その他部分(ダッシュボート、ドア内張など)お問い合わせ下さい

よくあるご質問


コーティングの効果はどれくらい持続しますか?

乗る頻度や走行距離にもよりますが、約3年が一般的です。

どのタイミングでコーティングをするのがいいでしょうか?

傷や汚れがつく前の納車されたタイミングですぐにコーティングをすることが理想です。

普段のお手入れはどうしたら良いの?

汚れたら納車時にお渡しするオリジナルメンテナンス剤で手入れをしてくださいしてください。

お電話でのご予約・お問い合わせ
TEL 03-5741-1235