空冷エンジンを搭載した911の最終進化版 そして限定生産のフラッグシップPorsche911 turboSに内装クリーニング、レザーリペアを施工

東京都大田区のカーコーティング
ガラスコーティング専門店
カービューティープロ尾山台、店主の田中です

武蔵野市からお越しのK様のPorsche911 turboSに
内装クリーニングレザーリペアを施工

目次

内装クリーニングの特性

すべての作業において、いちばん大切なのは「下地づくり」です
レザーリペアやレザーコーティングに入る前には
まず徹底したクリーニング行います

これが仕上がりの良し悪しを左右します

車内で見える“ツヤ”や“テカリ”の多くは、実は汚れによるものです

当店のルームクリーニングでは、目に見える汚れはもちろん
オーナー様が気づかないような細かな汚れまで丁寧に取り除き
内装を本来のクリアな状態に戻していきます

たとえ新車であっても、人の手が触れた以上は同じことで
一台一台に徹底したクリーニングを施してから次の工程へと進みます

レザーリペアの特性

自動車のレザーシートにはいろいろな呼び名や仕様がありますが、
実際に私たちの手に触れているのは、表面にある「塗膜(トップコート)」です

この塗膜は車種やグレードごとに厚みも色合いも違います
だからこそリペアでは「傷を隠せば終わり」ではなく
質感再現に最も重きを置いた施工を行っております

深い傷にパテを使うと、硬すぎれば革本来の柔らかさを失わせてしまい
時間が経つと再び割れが出ることがあり
逆に塗りを厚くしすぎれば、シボ(革の模様)が埋もれてしいます

見た目の美しさだけでなく、
手で触れたときに「これなら違和感がない」と思える仕上がりを意識して
一つひとつの作業に手をかけています。

Porsche911 turboSの施工内容

入庫時の状態チェック

内装徹底的クリーニング

レザーリペア

最終チェック

完成

入庫時の状態

低走行で美しいシートですが
やはり、汚れでテカリがあり


ダッシュボード端には正面テープを剥がした際に表面が剥がれ

パワーシートスイッチ前には傷がります

内装徹底的クリーニング

汚れ(テカリ)を徹底的に除去し
リペアのためにオリジナルカラーに戻します

レザーシートリペア

徹底的にクリーニング、マスキングを
オリジナルカラーに蘇ったシートに合わせて調色し
深い傷を丁寧に筆で予め埋めます

まず、なぜレザー用パテを使用しないか?

どんなに良品なレザー用パテでも塗料より硬くなり
硬くなると触ったときの風合いがオリジナルとは変わってきます

オリジナルの風合いを崩さないため
薄塗りで何度も回数を重ねて塗り
はみ出した部分や盛り上がった場合は整えます

また「塗料を使用するならエアーガンで埋めれば?」

とも思いますが

エアーガンですと、ヒビだけを塗装すことは不可能で
全体的に厚塗りになり、風合いを崩す原因になります

基本的に薄く、回数を重ねて塗装します

退色している部分、ヒビを埋めた部分を塗装し
オリジナルの風合いを崩さないように
確認しながら仕上げます

そうすることで柔らかさを保つことができます

傷を埋めた後に薄く丁寧に
何度も質感を崩さないように塗装し完成

完成

汚れでテカったシートは、徹底的にクリーニングすることで
オリジナルの品の良いマットブラックになり

ダッシュボード、運転席の傷は無くなり

革という素材には、本来「自己再生する力」はありません

現代の自動車シートに使われているレザーは多くが
塗装(樹脂コーティング)を施されたもので
私たちが実際に手で触れているのは革そのものではなく、“塗膜”です

そのため通気性や浸透性はなく
保湿剤や油脂を塗り込んでも逆効果になることがあり
紫外線によるひび割れを招いたり、汚れを吸着しやすくしてしまうのです


近年のレザーはしなやかで高級感がありますが
そのぶん擦れには弱く、傷も受けやすいです
一つひとつのシートを「オリジナルに限りなく近い状態」へ
質感再現に最も重きを置いた施工を行っております


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