お盆休み最終日

東京都大田区のカーコーティング
ガラスコーティング専門店
カービューティープロ尾山台、店主の田中です

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お盆休み最終日

お盆休み最終日、いかがお過ごしでしょうか?
9連休の方もいらっしゃったそうですが
当店は定休日以外は通常営業でした

ゴールデンウィーク、お盆休み、年末年始と言えば
「渋滞」

今年のお盆休みも各地で大渋滞が発生しました

その渋滞のメカニズムを
メルマガの記事したことがあります

それをまとめて、このブログに掲載いたします

お盆休み最終日、自宅でゆっくり過ごされる方、
これから渋滞の波に乗られる方の
今後の参考にして頂ければと思います

「休みに入る前に掲載してよ!」
というお声も聞こえてきそうですが・・・

渋滞とは(過去のメルマガから抜粋)

渋滞の定義
日本道路交通情報センターでは
一般道路に関しては
時速10km以下で走行している状態
高速道路では
時速40km以下で走行している状態を
渋滞としています

NEXCO西日本の高速道路における渋滞とは
時速40km以下で低速走行あるいは
停止発進を繰り返す車列が
1km以上かつ15分以上継続した状態を指します

渋滞学の第一人者、西成活裕さん曰く
高速道路での渋滞の原因は

交通集中(76%)
事故(16%)
工事(2%)
その他(6%)

以外にも事故や工事の比率は低く
ただただクルマの数が多くなり
渋滞することがわかります

交通集中で渋滞の原因は皆様ご存じの通り
上り坂、サグ部(64%)
が圧倒的に多く
インターチェンジ(14%)
接続道路からの渋滞(11%)
トンネル(5%)
料金所(0.6%)

料金所の渋滞は体感的にも感じられますが
割合としては少ない事がわかりますね

ご存じだと思いますが
上り坂やサグ部では前車との
距離が縮まり、その状態が後車に
次々と続くことで渋滞が起きます

そこで西成活裕さんはクルマや人ではなく
アリの行列では渋滞が起きるのかを
観察したのですが

アリの行列は渋滞は起きない
ことに気付きました

なぜかというと
アリはどんなに混んでいても

前後の距離を縮めようとしなかった

そうです

人間は早く目的地に行こうとして
混雑してくると、前との車間距離を縮めようとします

この1つのブレがどんどん大きくなり
交通渋滞を起こすのです

交通量の多い場合で車間距離を縮めた場合と
しっかりと車間距離を空けた場合で実験をしたところ

車間距離を空けた場合のほうが
早く目的地に到着したそうです

10台に1台でも車間距離を空けることで
効果が得られるそうです

さすがに何十キロの渋滞では
一人の力ではどうになりませんが
数キロの渋滞では効果があると思います

結論
クルマを所有する1000万人がこの記事を読んで
渋滞に入るスピードを抑え渋滞に到着する時間を遅らせ
車間距離を空ければ渋滞はなくなるでしょう

その後、西成活裕さんが
出演している映像を見ました

「10台に1台でも車間距離を空けることで効果が得られる」
と仰っていましたが
「交通量が著しく多い道路での渋滞は効果はありません」
とも仰っていました

番組の最後に西成さんは
「本当に渋滞を無くすには交通量を今の10分の1に
しなければなりません」と

それを言われると
身も蓋も無い感じがしますが

「確かに」とも思います

交通量の少ない時間帯は
緩やかな登り坂、トンネル入り口
料金所だろうと渋滞しませんし
高速道路を10倍に広くし10倍の料金所を設けても
幹線道路に直結する出口が狭いので
解決策にはならないでしょう

分散できれば良いのですが
時期や時間帯、目的地によって
大渋滞に巻き込まれるのは
仕方がないのかもしれませんね

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