東京都大田区のカーコーティング
ガラスコーティング専門店
カービューティープロ尾山台、店主の田中です
港区からお越しのM様のFerrari portofino Mに
3Mセラミックコーティング2コート(4層)を施工
3Mセラミックコーティングの特性
世界のトップブランド「3M」が開発したセラミックコーティング
その艶と撥水性能を、ぜひご体感ください
「セラミック=硬い」というイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、
実際に自動車の塗装面に施工されるセラミックコーティングの硬度は、
一般的に2H~5H程度です
市場で見かける「8H」「9H」などの表記は、
塗布される基材(鉄やアルミなど)の硬さを反映したものであり、
塗膜そのものの硬度を正確に示すものではありません
3Mセラミックコーティングは、こうした誤解を招く表現を避け、
あくまで「クリア塗装など、比較的柔らかい塗膜上では2~3H程度の硬さを示す」と、
正確で誠実な情報を提供しています
3Mが定義するセラミックコーティングは、さまざまな素材表面に対して、
特殊なセラミック成分(二酸化ケイ素、シリコーン、シロキサン、その他の化学結合体)による
極薄の保護膜を形成することで、塗装面をしっかりと保護するコーテイングです
特に注目すべきは、「その他の化学物質の結合体」
詳細な成分は非公開ですが、この独自技術こそが、
他の製品とは一線を画す3Mセラミックコーティングの本質です
市場に数多く存在する「セラミックコーティング」と呼ばれる製品の中で、
本当に「セラミック」と名乗れるのは、この3M製だけと
その厚みのある皮膜が、長期間にわたり高い防汚性を発揮し、
施工前と比べて見た目にもはっきりとわかる、
深い光沢・しっとりとした艶・確かな膜厚感・そして優れた持続力を実現します
Ferrari portofino Mの作業内容
入庫時の状態チェック
細部徹底クリーニング
塗装面下地処理研磨
3Mセラミックコーティング2コート(4層)塗布
入庫時の状態

走行距離1862km
屋内保管で雨天時は走行しないので細部やホイールハウスの内側は
差ほど汚れていません

しいて言えば、水切れが悪い部分に水の跡があります

マフラーエンドは煤で黒くなり

塗装面の状態
洗車時についたと思われるスクラッチ傷が多く見受けられます




細部徹底クリーニング
コーティング前の下地処理 研磨の前に、整えるべき基礎
美しい仕上がりのためには、下地づくりが何よりも重要です
細部に至るまで汚れを徹底的に除去し、コーティング研磨に最適な状態へと整えていきます
洗浄後

マスキング
隅々まで均一に、美しく研磨を施すために、研磨前には丁寧なマスキング処理を行います。
マスキングは単なる作業の一つではなく、仕上がりを左右する非常に重要な工程です。
ボディのエッジ部分やゴムモール、樹脂パーツなどをしっかりと保護し、
安心して研磨作業を進められる状態を整えます。


下地処理研磨~脱脂洗車
マスキング作業を終えた後、
ボディ本来の美しさと輝きを最大限に引き出すための研磨工程に移ります
アクアベースコンパウンドを使用し、
RUPES製およびFLEX製の高精度ポリッシャーを駆使して、
塗装面の状態を丁寧に整えていきます
パネル一枚一枚を細部に至るまで磨き込み、くすみや微細な傷を取り除くことで、
オリジナル塗装が持つ本来のポテンシャルを引き出します
最終的には、深みのある光沢と透明感のある美しい仕上がりを追求し、
次のコーティング工程に最適な下地を作り上げます

研磨後




脱脂洗車
アクアベースコンパウンドは高い研磨性能を持ちますが、
わずかにコーティングの定着を妨げる不純物が含まれる場合があります
研磨後は塗装面に残った不純物をしっかりと除去するため、
専用のクリーナーなどを用いて丁寧に洗浄を行います
これにより、次に施工するコーティング剤がしっかりと密着し、
最大限の効果を発揮できるコンディションを整えます


3Mセラミックコーティング2コート(4層)塗布
3Mセラミックコーティング2コート(4層)を、
約8時間をかけて丁寧に塗布・拭き上げを行います。
一層一層を確実に定着させながら、
拭き上げの際にはムラや微細なモヤリが出ないよう、
細心の注意を払い作業を進めていきます
時間のかかる工程ですが、その分、仕上がりの美しさとコーティング効果の高さは格別です

まず最初にクローズド時に
ルーフに隠れる部分を2コート(4層)を塗布し

その後、ルーフを閉じで
2コート(4層)を塗布します

最終チェック~完成
各工程ごとに丁寧な確認を行い、常に万全の状態で次の作業へと進めていますが、
施工完了後も所定の乾燥時間をしっかりと確保し、最終チェックを実施します
この最終確認では、細心の注意を払い、
複数の光源を駆使して、細部に至るまで徹底的にチェックします
黄色系LEDスポットライトでスクラッチ傷や雨ジミの確認
昼白色LEDスポットライトで塗装の肌や光沢感の確認
蛍光灯をプラスして全体のバランス確認
ハンディタイプのLEDライトでピンポイントでの最終確認
さらに、見る「目」も切り替えながらチェックを行います
スクラッチやシミを見極める目、塗装の肌感を読み取る目、色の濃淡を判断する目、
そして最終的には仕上がりを俯瞰的に捉える「引いた目」で、
遠くから全体を、近くでは細部を丁寧にチェックします。
完成


















塗装面には深みのある艶が生まれ、
細部の汚れも隅々まで除去され美しいコントラストが際立ちました
そして、その磨き上げられた塗装面を、
3Mセラミックコーティング2コート(4層)でしっかりと保護することで、
今後もこの美しい輝きと鮮やかな色のコントラストを
長期間にわたって維持することが可能になります
ご依頼ありがとうございました