急ぐ理由のない人のためのV12 Daimler Double Sixにレザーリペア、レザーシートコーティングを施工

東京都大田区のカーコーティング
ガラスコーティング専門店
カービューティープロ尾山台、店主の田中です

世田谷区よりお越しのO様のDaimler Double Sixに
レザーリペアレザーシートコーティングを施工

目次

重要~レザーシートコーティングの特性

近年の自動車用レザーは
本来「マット(艶消し)」の質感が正しい姿です

それにもかかわらずテカってしまう原因は
汚れや擦れに加え、市販の保湿クリームやレザーオイルなど
「誤ったケア」によるものがほとんどです

艶が出ると一見きれいに見えますが
実際にはオリジナルのマットな質感を損ない
安っぽさを招いてしまいます

現在の自動車用レザーシートは
皮革の表面に樹脂塗膜によるコーティング(塗装)が施されており
私たちが触れているのは本革そのものではなく
「革の上に乗っている塗膜」です

これは、ボディの鉄板に塗装がされている構造と同じで
塗膜は通気も吸収もしないため
保湿クリームやレザーオイルの栄養分が革に届くことはなく
油分はただ塗膜の上に残るだけで、逆にトラブルの原因になります

油分が表面の凹凸やシワに入り込むと
紫外線によって硬化しひび割れのリスクが高まります
また油分は汚れを吸着しやすく
本来のマットで上質な風合いを曇らせ
不自然なテカリを生み出します

近年のレザーは、薄く柔らかな塗膜で高級感を出していますが
薄い分だけ摩擦や擦れに弱い特徴があります
そのため、適切な保護とケアが非常に重要になります

当店のレザーコーティングは
塗膜の上にしっかりとした保護層を形成し
摩擦や汚れからレザーを守りつつ
革本来の柔らかさや質感はそのままに仕上げます

誤った情報や根拠のないケミカル製品に惑わされることなく
正しい知識と技術でお客様の大切なレザーを守り
まだ十分に知られていない大切なことだからこそ
これからも何度でも丁寧にお伝えしていきます

レザーリペアの特性

レザーシートと言っても
車種やグレードによって素材構成や呼称はさまざまです

しかし実際に私たちが触れているのは、革ではなく
表面を覆う「トップコート(塗膜)」です

この塗膜は、質感・色味・膜厚まで車両ごとに異なります
そのためリペアでは、単に傷を目立たなくするのではなく
いかにオリジナルの状態へ近づけるかが重要になります

例えば、傷埋めに塗膜より硬いパテを用いると
柔軟性が損なわれ、後にひび割れの原因になります
反対に塗り重ねすぎれば、革特有のシボが埋まり
触れたときの質感まで変わってしまいます

見た目の自然さはもちろん
触れたときの違和感が出ないことも大切にしながら
一台ごとに異なる塗膜の特性を見極め、丁寧に仕上げています

Daimler Double Sixの施行内容

入庫時確認
徹底的内装クリーニング
レザーリペア
レザ―コーティング塗布
最終チェック
完成

入庫時の状態

年式的には綺麗ですが
ステアリングは汚れでテカリ

シートは薄汚れていますが

座面にはヒビがありますが

このヒビは経年劣化によるものではなく
硬い塗料でリペアされたことによって生じたヒビです

その証拠に押すと不自然なシワが入ります

オリジナルは押しても自然なシワです

徹底的クリーニング

付着した汚れを細部まで丁寧に洗浄し
レザーシート本来の“クリアな状態”へ整えていきます

この徹底クリーニングは
レザーリペアやレザーコーティングの前に欠かせない下地づくりであり
仕上がりの精度や美しさを左右する重要な工程です

もしこの工程を省いたり甘くしてしまうと
汚れが残った状態を基準に調色してしまい色味がブレる原因になります


さらに、本来は触る必要のない部分まで補修してしまうなど
余計な作業やリスクを招くことにもつながります

ハーフ&ハーフ

レザーシートリペア

リペアでは、パテ類に頼らず
オリジナルカラーに合わせて調色した塗料で
傷一つひとつを筆で丁寧に補修していきます 

なぜレザー用パテを使わないのか
それは、どれほど高品質な材料であっても、塗膜より硬くなりやすく
結果として本来の質感や柔軟性を損ねてしまうためです
そのため、塗料を薄く重ねながら、少しずつ仕上げていきます

「それならエアーガンで塗装すれば良いのでは?」
と思われるかもしれませんが
エアーガンでは傷やヒビ以外の部分まで塗装が及び
不要な膜厚がついて全体の質感が変わる原因になります

補修箇所は、周囲の色味や質感と丁寧にすり合わせながら確認を重ね
オリジナルの風合いを崩さないよう仕上げます
そうすることで、レザー本来の柔らかさや自然な手触りを
しっかりと保つことができるのです

予め、深い傷を埋めた後に、マスキングを行い


最小限の塗装をして、リペアは完成

レザーコーティング塗布

徹底したクリーニングと必要最小限のリペアによって
清潔感と美しさを取り戻したレザーシートへ
レザーコーティングをパーツごとに手作業で
シボの奥まで均一に塗り込んでいきます

こうした施工により、レザー本来の風合いを損なうことなく
表面を適切に保護することが可能になります

仕上げ後のレザーは、汚れや摩耗の影響を受けにくくなり
美しいコンディションをより長く維持しやすくなります

最終チェック~完成

クリーニング後は「汚れがきちんと落ちているか」を確認
次にリペア後は「傷が目立たなくなっているか」「質感が変わっていないか」をチェックします

そしてコーティング後は「塗りムラがないか」を丁寧に見極めます

最後は仕上げの“最終チェック”
ライトを当てて細部をじっくり確認し
次に一歩引いて全体のバランスを俯瞰します

近くで見ても自然で、離れて見ても美しい
その状態を確認できたところで、作業完了となります

徹底したクリーニングにより
レザー本来の清潔感と自然な手触りがよみがえりました

さらに、マットな質感や風合いを損なわない
専用のレザーコーティングを施工することで
表面をしっかりと保護します

保護性能を持たせながらも
触れたときに柔らかさや質感の違和感は生じません

施工後は内装全体がすっきりとした印象になり
乗るたびに心地よさを感じていただける状態が続きます

レザーの風合いを大切にしながら
良好なコンディションを長く維持したい方は
どうぞお気軽にご相談ください

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