東京都大田区のカーコーティング
ガラスコーティング専門店
カービューティープロ尾山台、店主の田中です
横浜市からお越しのF様のMercedesBenz S63に
内装クリーニング、レザーリペア、レザーコーティング、を施工
内装クリーニングの特性
すべての作業で「下地作り」は最重要事項です
下地が不完全であれば
その上にどれほど良質なものを施工しても効果は望めません
ほとんど車内のツヤやテカリの多くは、「汚れ」が原因で
レザーリペアやレザーコーティングの前には
徹底的にクリーニングを行うことで、最高の下地を整えます
当店のルームクリーニングでは、目に見える汚れはもちろん
オーナー様が気づかれないような細部の汚れまで丁寧に除去し
内装を本来のクリアで清潔な状態へと蘇らせます
新車であっても一度人の手が触れた以上
徹底したクリーニングを欠かすことはありません
レザーリペアの特性
上記で述べたように
丁寧なクリーニングこそが、レザーリペアにおける理想的な下地作りとなり、
仕上がりの美しさを大きく左右します
下地が不完全なまま作業を行うと、色ムラが出たり、
本来リペアの必要がない部分まで手を加えてしまうことにもなりかねません
自動車のレザーシートには様々な名称がありますが、
実際に私たちの手に触れているのは、表面にある「塗膜(トップコート)」です
レザーシートの塗膜には種類や仕上げの違いがあり
それぞれに合った方法を選ばなければ自然な仕上がりにはなりません
毛穴を埋めてしまうような厚塗りをしてしまうと
せっかくのレザーが持つ風合いや柔らかさが失われてしまいます
そのようなリペアは行わず
時間と手間をかけ、元の質感を活かしながら
一つひとつ丁寧に作業を進めています
レザーコーティングの特性
全てのお客様のレザーを守るため、しつこいですが書き続けます
「デタラメ」や「嘘」を見分け、正しい知識と技術でお客様に提供し
お客様のレザーを守ります
現代の自動車のレザーシートは、塗装(樹脂コーティング)してあります
ですので保湿剤や油脂などは浸透しません
私たちが実際に触れている
レザーシートやレザーステアリングは
革ではなく”塗膜”です
言いかえるとボディーと同じで
鉄板、アルミ、樹脂が皮に変わっただけの話です
その事を踏まえると表面が塗膜(樹脂)なので
浸透もしなければ呼吸もしません
そして栄養も必要ありません
近代の自動車レザーは何を行っても
柔らかく、しっとりなどなりません
レザークリーム等も百害あって一利なしです
‘油’は汚れが付きやく
クリーム等に含まれる油分がシボやシワに入り
紫外線で固まりヒビ割れを起こします
何よりも新車時の美しい艶消しが
テカテカになり品祖に見えてきます
近年のレザーシートは塗膜を薄くし柔らかくすることで
高級感を出していますが
塗膜が薄いので擦れによるダメージを受けやくすなりました
当店のレザーコーティングは
強固な保護膜を形成し擦れ、汚れから守りますが
オリジナル本来の質感を失いません
MercedesBenz S63の作業内容
入庫時確認
徹底的内装クリーニング
レザーリペア
レザ―コーティング塗布
最終チェック
完成
入庫時の状態

本来は美しいマットなステアリングも汚れでテカリ
擦れもあります

ステアリングと同様にシートも汚れ
擦れもあります

内装クリーニング
まずは最高の下地作りのために
徹底的に汚れを除去します
ハーフ&ハーフ

この作業を完璧に行わないと
汚れた色に調色することになり不自然な仕上がりになります
レザーリペア
リペアは、パテなどを使わず、オリジナルカラーに合わせて調色した塗料を使い
傷のひとつひとつを筆で丁寧に埋めます
なぜレザー用のパテを使わないのか?
どれだけ高級、高品質な材料でも、塗料よりも硬くなり
オリジナルの質感を損なわないためにも
塗料を薄く重ね塗りしながら少しずつ仕上げていきます
「それならエアーガンで塗装すればいいのでは?」
エアーガンではヒビや傷以外の
余計な部分まで塗装してまうので
全体が厚塗りになってしまい、質感が変わってしまいます
ヒビを埋めた箇所を、周囲の色と質感に馴染ませながら確認を重ね
オリジナルの風合いを壊さないよう仕上げ
そうすることで、レザー本来の柔らかさをしっかりと保つことができるのです

傷を埋めた後に、塗装面を平滑にするためにサンディングを行い
マスキングは最大限、塗装は最小限に
そして、低圧スプレーガンで一度に厚塗りはせず
薄く丁寧に回数を重ねて柔らかさを保つように塗装します

リペア後

レザーコーティング
徹底的クリーニングと最小限のリペアで
本来の美しさを取り戻したステアリング、シートに
専用のレザーコーティングを丁寧に施工します
シボの中まで丁寧にコーティング剤を塗り込むことで、
美しさを保ちながら、擦れや汚れからしっかりと守ります

一つひとつのパーツを手作業で丁寧に仕上げ、
専用に開発された特殊なウエスを使って
コーティング剤を優しく、均一に塗り込んでいきます
そうすることで、レザー本来の風合いを損なうことなく
しっかりと表面を保護することが出来ます
この仕上げによって、レザーは汚れや摩耗に強くなり
美しい状態を長く保つことができるようになります


最終チェック~完成
クリーニング後は、汚れが完璧に除去されているか
リペア後は傷が消えているか、風合いは崩れてないか
レザーコーティングの施工後も、塗りムラがないかを
各工程の後に確認作業を行いますが
仕上げの段階ではもう一度「最終チェック」を実施します
ライトを当てて凝視し細部まで細かく確認
次に少し離れて全体のバランスを俯瞰的に見ます
こうして細部と全体の仕上がりを徹底的に確認したうえで
作業は完了となります


徹底的なクリーニングを行い
ヒビや傷をリペアし
新車に近い清潔でマットの上品な内装に
オリジナルの風合いを崩さないレザーコーティングで
保護することで内装の美しさが保てます
