ニコラ・テスラ5

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ニコラ・テスラ5

前回までのあらすじ
https://www.cbp-oyd.net/back-number.site/1608/

テスラの画期的アイディアとは
「地球コンデンサ構想」

地球を大きなコンデンサとして扱い
全世界への通信、送電を可能にする
アイディアです

現在の大気上層の電動層を
利用する無線通信とは異なり

地球の地面と大気をコンデンサの
媒体として使用し電動層を使い
情報を伝達するアイディアで
電動層を使って情報を伝達しようと
考えたのはニコラ・テスラが
初めてと言われています

1895年3月31日・・・・
テスラの研究所のビルが
謎の火災が発生

この火災でテスラの
実験用の道具や論文が焼失し
またテスラは研究所に
保険を掛けていなかったので
資産の大半を失います

しかし幸運なことに
鉱山王ジョン・ヘイズ・ハモンド
という投資家から支援を受ける事で
テスラは研究者として
見事に復活します

研究所を復活させ
再び研究に没頭するテスラは
1987年3月
ニューヨーク
マディソンスクエアガーデンで
無線研究の公開実験を行います

この公開実験会場に巨大なプールを用意し
無線で操縦できるボートを浮かべ
自ら操縦しボートを動かしたり

さらに無線で動く人形も会場に
設置したこともあって
当時としてはかなり珍しい
公開実験になりテスラの名前は
全世界に知れ渡ります

そしてテスラは、また研究に没頭し

レントゲン撮影より早かった
X線発生機を使用した
X線写真の撮影に成功

テスラの醍醐味の
世界システムの構想など

新しいアイディアを
少しずつ形にしていきます

またある日テスラが
共振の実験を行っていた時
発明した機械を振動させ
それが建物の自然の振動と同調(共振)
するかどうかを見るため

徐々に、パワーを上げていくと
パリッとなにかが割れるような音が

助手に音の出どころは
どこかと尋ねたがわからず
さらに出力を上げた
さらに大きな音がして、
鉄骨のビルの振動と同調し
揺れ始めていることがわかった

テスラはこれを「共振の反応」
と実験を続けますが
この揺れが余りにも凄かったので
外の通りでは大騒ぎになり
警察や救急車がかけつけていた

実はこの時、建物の外では
実際に地震が起きており
町はパニックに陥っていました

こんな事件を起こしたテスラは
「共振」と言う反応に自信を持ち
更に共振についての議論を
展開していきました

この共振を地球規模で行えば
1~2年で地球を割る事が出来ると
また共振を使用すれば
文明は数週間で滅びるなど
発表しています

しかし恐ろしい事ばかりではなく
共振を使った地震抑制の方法も
提案しています

テスラ曰く地震多発地帯に
ジャイロスコープという装置を
等間隔に突き刺し
地殻を回転で振動させ
共振を起こし地震の圧力を解放させれば
地震を抑制できるというのです

テスラはこの力学的エネルギーを
地中に伝搬させる技術を
「遠隔地球力学」とよび

この理論は多くの研究者に影響を与え
高周波活性オーロラ調査プログラム
(HAARP)の原点だと言われています

この頃、少し怖い理論を
展開していたテスラですが

無線システムのアイディアを応用し
電波だけではなく
電力を無線で送信できシステム
世界システムの実用化に
力を入れていきます

HAARPの技術の原点は
テスラの発明とは意外でした

原子爆弾のもととなる
理論を考えたのはアインシュタイン

良い発明の使い方を間違えると
全くの別物になってしまいます

次回はテスラの最大の発明
世界システムです
お楽しみに

最後まで読んでくださって
ありがとうございました。

ではまた明日。

今日も素晴らしい
1日になりますように。

田中健介

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