国内最後のディーラーが閉鎖

おはようございます
田中です

今日のお話です
どうぞご覧ください

国内最後のディーラーが閉鎖

というニュースを目にすると
見たくなりますね

日本国内ではなく
シンガポールでの出来事です

アルファロメオの正規販売代理店
Capella Auto(カペラオート)は
2025年2月で月で閉店することになりました

2024年にアルファロメオを
販売したのはわずか20台
2023年は12台でした

ちなみにBMWなどは
2024年に5,000台以上を販売しています

シンガポールの世帯自動車所有率は30%以下で
日本は2023年度は77.6%でした

またシンガポールではクルマの価格が高く
購入する際に「COE」が必要になります

「COE」とは
「そもそも車を持つための権利」です

その権利を購入する必要があり
有効期間は10年で
取得には、月に2回行われるオークションに
参加する必要があります

COEはカテゴリー別に分かれていて
カテゴリーA排気量
1,600cc以下出力97kW(130馬力)以下の車両

カテゴリーB排気量
1,600cc超または出力97kW超の車両

カテゴリーC
商用車およびバス

カテゴリーD
オートバイ

カテゴリーE
オープンカテゴリー(全ての車種に適用可能)

2024年10月9日のカテゴリーAの
COE価格が日本円で約1,600万円になり
例えば、トヨタ カムリハイブリッドを
購入するのに約2,740万円もかかります

政府はCOEの発行数を制限することで
車両台数をコントロールし
シンガポールではクルマは
国内生産されていないので
100%が輸入車

輸入コスト、関税、
更にはシンガポール政府が
クルマを贅沢品と捉えて
さまざまな税金を乗せています

そのような状況を踏まえて
自家用車を購入できる人は
富裕層になり
富裕層が1台目に選ぶクルマに
アルファロメオを選択する確率は低く

そして10年後には
COEを更新するか
クルマを廃車または輸出する
選択が求められます

このアルファロメオ正規販売店の閉鎖は
なるべくしてなった出来事で
アルファロメオという
歴史があるブランドとは
一切関係ないと思います

シンガポールに比べれば
日本はクルマを購入しやすい環境ですが
世界を見渡せば
日本よりも優遇されている国もあります

基軸通貨で政府が発行できる「円」

もう少しクルマの
購入や維持の負担を減らせば
国内販売台数も増加すると思います

最後まで読んでくださって
ありがとうございました

ではまた明日

今日も素晴らしい
1日になりますように

田中健介

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