デジタル外装にどう立ち向かうか その2
ではもしこれが板金塗装になったら?
もしコーティングを施工するとしたら?
どうなるのでしょうか
BMWの可変色外装は
電子インクを使った外装フィルムです
つまり従来の「塗装面」ではありません
ボディコーティングを施工する場合
電子インクフィルムは
熱、強い溶剤、研磨など
こういったものに決して強いとは言えないため
「研磨して下地を作り
コーティングを施工する」
という施工は不可能に近いと思われます
もし施工するとしても
研磨は行わず、電子部品への影響を考慮し
コーティング剤を塗布するのみの
施工になりますが
電子インクフィルムの表面が摩擦に弱いため
3Mセラミックコーティング2コート4層は
難しいと思います
もし事故でキズが入った場合は
部分補修するといった
これまで当たり前だった作業は
基本的に行えません
ですが考え方は、とてもシンプルで
「そのパネルのフィルムを交換する」
ということになるでしょう
調色も不要で
「ただのパネル交換」になり
板金塗装というより
電子機器の部品交換に近い感覚の
作業になります
お次はPorsche
こちらは、もし実用化された場合の
話になります
Porscheが目指しているのは
「塗装そのものが、電気で色を変える」
という技術です
つまり、構造としては
あくまで「多層塗膜」で
トップコートは従来の
「クリア塗装そのもの」か
それを進化させた
「機能付きクリア層」
になる可能性が高いです
Porscheは目指している方向性は
塗装であること質感を重視していること
ですが、膜厚や電気特性への影響などを
無視した従来型のコーティングや
研磨作業がそのまま行えるとは限りません
補修に関しては
基本的に「塗装」として
考えることになりますので
板金塗装もしくは、パネル交換等の
作業で行えると思います
しかし塗膜内に電気制御の要素が加わることで
補修後の発色や、左右の均一性などと
クリアすべき点も見えてくるでしょう
そうした点を踏まえるとPorscheは
まだ実車としては表に出さず
「修理まで含めて成立するところまで
見極めてから世に出そうとしている」
という考え方だと思います
次回は、私、そして私を支えてくれる
私の中で「世界一」だと思っている
デント職人さんと板金塗装工場さんの
行く末について
予想を書いてみたいと思います
今回のメルマガは公開情報
および現時点での技術資料をもとにした
考察です
出典:参考
BMW i Vision Dee(電子インク外装)
Porsche 電気的変色塗装技術
最後まで読んでくださって
ありがとうございました
ではまた明日
今日も素晴らしい
1日になりますように
田中健介
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