大きいほど偉い時代

今日のお話です
どうぞご覧ください

大きいほど偉い時代

現在では税制や規格、クラス分けによって
ある程度の「枠」が設けられている
排気量ですが
自動車が誕生したころは
そのような基準は
まだ存在していませんでした

では、最初の自動車は
どのくらいの排気量だったのでしょうか

一般に
世界初の実用的な自動車とされるのが
ご存じの通り1886年カール・ベンツが開発した
「ベンツ・パテント・モートルヴァーゲン」

このエンジンは単気筒・4ストローク
排気量は 約954cc
数字だけを見ると
現代の感覚では
「意外と小さい」
と、感じるかもしれません

ただし、このサイズは
あらかじめ意図して
選ばれたわけではありません
・鋳造できるシリンダー径
・折れずに耐えられるクランクシャフト
・当時の技術で処理できる熱の問題

それらを一つひとつクリアしていった結果
「そのくらいの大きさになった」
というだけです

つまり排気量は
設計目標ではなく
結果として残った数字でした

その後
クルマは急速に大型化していきます

理由は単純で小さなエンジンでは
・坂を登れない
・荷物を積めない
・安定して走れない
といった問題が
すぐに明らかになったからです

そこで排気量は1.5L~3.0L~5.0L
と、短期間のうちに
一気に大きくなっていきます

当時は高回転でパワーを引き出す技術がなく
力を得る手段は
排気量を増やすことしか
残されていなかったのです

この時代の排気量は
速さや性能を競うためのものではなく
信頼性と実用性を確保するためのもので

大きいほど余裕があり
エンストしにくく、壊れにくい
そうした考え方が
やがて
「排気量が大きい=偉い」
という見方へと変わっていきました

つまり当時の排気量は
最初から比べるための数字ではなく
走り続けるために必要だった大きさだったのです

この大きいほど偉いは
どこまでいってしまうのか・・・

つづく

出典:参考
世界初の実用的自動車と排気量
初期内燃機関の技術的制約

最後まで読んでくださって
ありがとうございました

ではまた明日

今日も素晴らしい
1日になりますように

田中健介

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