電気に生かされる私たち その３

今日のお話です
どうぞご覧ください

電気に生かされる私たち その３

タレスの時代、この頃の人々はまだ
「電気」という概念そのものがなく
雷＝神の怒り
星＝神々の住む世界
地震＝大地の神の揺れ
と考えていました

そんな中でタレスは
「どうして琥珀は軽い物を引き寄せるのか？」
と疑問を抱き
ただ“観察する”という方法で
自然を理解しようとしました

これこそが電気の科学が動き始めた最初の一歩でした

しかし、電気の歴史は
ここから一気に進むわけではありません

タレスが琥珀の力を記録したあと
電気に関する話題は
約2000年間も 大きく前に進みません

なぜなら
琥珀をこすって
物が引き寄せられる”という現象は
ただの「不思議な出来事」にしか見えず
そこに「原理」や「法則」を見出すには
あまりにも時代が早すぎたからです

このように、早すぎて理解されなかった
真実 は歴史に多く地動説、大陸移動説、万有引力

そして電気の世界で
最も未来を先取りしていた人物が
ニコラ・テスラです

テスラが生み出した
交流（AC）電力
無線送電
高周波技術
共鳴（レゾナンス）という発想は
今では私たちの生活基盤に深く根付き
どれも現代社会を動かす
重要な技術となっています

しかし当時は
“理解されなかった未来の真実”でした

それらの多くは
権威・常識・組織
つまり 人間の「エゴ」 によって否定され
押しつぶされてしまったのです

そしてこれは
現代でも変わっていません

つづく

ニコラ・テスラについては
2022年10月15日から 全7回 にわたり
メルマガで詳しく取り上げています

まだお読みでない方は
ぜひそちらもご覧ください

最後まで読んでくださって
ありがとうございました

ではまた明日

今日も素晴らしい
1日になりますように

田中健介

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