空飛ぶクルマ その2

今日のお話です
どうぞご覧ください

空飛ぶクルマ その2

この画像はCGやAI生成画像ではありません

スロバキアのクラインビジョン社が開発した
2026年、市場に登場予定の
「エアカー(AirCar)」です

ボタン一つで車から飛行機へ
約3分以内に自動変形し
道路を走行できるだけでなく
空港から空を飛ぶことができます

BMW製のエンジンを搭載し
ハイオクガソリンを使用でき
ガソリンスタンドで給油可能で
推進方式は固定プロペラです

こちらの空飛ぶクルマは
アメリカのアレフ エアロノーティクス社の
「モデルA(Model A)」で
地上を車のように走行し
必要に応じて垂直離着陸できる
「roadable eVTOL」です

roadable eVTOLとは
道路走行可能な電動垂直離着陸機で
自動車として道路を走行でき
かつ電動で垂直に離着陸できる
航空機 のことです

乗員は2名(パイロットと同乗者)で
日常的に使える「空飛ぶクルマ」を
目指した設計になっており
推進方式は プロペラです

このように世界各地では
「空飛ぶクルマ」を開発しています

日本には三菱重工業、川崎重工業
SUBARU、本田技研工業など
飛行機の設計・開発・製造が
できる企業がある一方で
空飛ぶクルマの開発が
進んでいないのはなぜでしょうか?

要因はいくつもありますが
私なりに簡単にまとめると
法的には
航空法と道路交通法の両方に関わるのに
それをまとめる制度はまだなく
航空機と自動車の二つの免許が
必要になります

インフラは
都会の中心に「ちょっと降りられる場所」や
「専用の飛行ルート」を用意するのは
至難の業です
また、都市部の空域は
自衛隊や米軍の管理(横田空域など)が
多くを占めていますので
飛行空域は限られます

加えて「空飛ぶクルマが本当に必要?」
という根本的な問題もあります
日本は電車やバスといった
公共交通が充実しているため
そこまで求められていません

そのほか、電動推進ならではの
バッテリー性能の制約 や
生産コストの高さ といった課題もあります

さらに日本政府は
「空飛ぶクルマ=eVTOL」を
明確に定義しており
日本で主流になるのは
「垂直離着陸できる電動機体」
という方向性に絞られています

ですので企業側も
Air carやModel Aのような
「ザ・空飛ぶクルマ」の開発よりも
むしろ次世代につながる
新しい技術に開発に
取り組んでいるのだと思います

ジェットエンジン、プロペラ以外の
推進方式の研究など
(これは私の推測です)

常連様がもし AirCar を購入されたとしても
はたして店舗の中に納まるのか・・・

Klein Vision – Flying Car
Alef Aeronautics


最後まで読んでくださって
ありがとうございました

ではまた明日

今日も素晴らしい
1日になりますように

田中健介

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