今日のお話です
どうぞご覧ください
静かなる商店街 その3
まず、これはあくまで私自身の観察と感覚で
何のエビデンスもありません
私が感じた商店街商店街が静かになる原因を
3つにまとめてみました
人
モノ
時間
「人」
静かになっていく商店街には
人が集まりません商店の後継者不足という
問題はありますが
日々人が集い、賑わえば
自然と次の世代へと
受け継がれていくものだと思います
イベントで一時的に人を集めるだけではなく
普段の暮らしの中で
商店街を使う人が増えていくことが大切です
また、現代は人と人のつながりを
感じにくくなっていると思います
下丸子を例に挙げますと
Canonという大企業があり
平日は数千人が下丸子駅を利用し
必然的に人が集まり
商店街で買い物をする人も増えます
「モノ」
とにかく「モノ」が多すぎます
消費者は選択肢が広がり
選ぶ楽しみも増えますが
仕入れ側は常にその流行に沿って
品選びをしなければなりません
また、大型チェーンに比べて
仕入れコストが高く
価格競争で不利になりやすいです
「時間」
例えば、「欲しい商品が商店街になく
注文をすれば4日後に手に入る」
待ちますか?
現在はネットショッピングで
大抵のモノは手に入り
そして、すぐ届きます
その状態に慣れ過ぎてしまうと
「4日後では遅い」と感じるでしょう
また、大型ショッピングセンターに行けば
選択肢が多く、実際に手に取って
商品を選べるため
その日のうちに希望する商品を
手に入れることができます
商店街再生の成功事例も調べました
戸越銀座商店街(品川区)は
「戸越銀座コロッケ」「ゆるキャラ」など
名物をつくり、地元住民、観光客は集まり
年間訪問者数は数百万人規模になりました
門市場(大阪市中央区)は
外国人観光客をターゲットにした
インバウンド戦略を行い
食べ歩きスポットとして人気になり
外国人客比率が約半数に
達する時期もあります
戸越銀座商店街は
東急池上線「戸越銀座」駅
都営浅草線「戸越」駅に面していて
商店街周辺は住宅街になります
人が集まりやすい環境にあったため
さまざまな工夫を凝らすことで
発展していったのだと思います
「人」「モノ」「時間」が
全ての原因ではないと思いますが
私の子どもの頃は
お菓子は駄菓子屋で買い
プラモデルは小さな玩具店で
週刊少年ジャンプは書店で
手に入れていました
コンビニなどまだ影も形もなく
飲み物は酒屋で買うのが当たり前でした
それでも近所の商店街に行けば何でもそろい
不自由を感じることはありませんでした
思えば、モノが限られていたからこそ
あの頃の商店街には十分な魅力が
あったのだと思います
ですが、現在では
大型ショッピングモールやネット通販により
選択肢は格段に増えました
広い売り場で多くの商品を実際に手に取り
その日のうちに
欲しいものを入手できるモール
また、わざわざ出かけなくても
自宅に届くネット通販
便利な世の中になりましたが
その反面、商店街が果たしていた
「日常生活の拠点」や「地域のつながりの場」
としての役割は薄れてしまいました
現在は人口減少が進んでいますが
成功している商店街は
日本の文化の象徴として
今後も発展し続けてほしいと思います
私はできれば商店街で買い物をして
店主と会話をしながら
買い物を楽しみたいです
ですが、現在は駄菓子はショッピングモールで
プラモデルはヨドバシカメラ
本はネットかショッピングモールの書店と
時代に流れに流された
便利さに溺れる買い物人です
最後まで読んでくださって
ありがとうございました
ではまた明日
今日も素晴らしい
1日になりますように
田中健介
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