今日のお話です
どうぞご覧ください
どちらを選択しますか?
金の食器での夕食
銀の食器での夕食
金の食器を選んだ方は・・・・
金食器、銀食器ともに
紀元前3,000年頃から使用されていました
金は「神の金属」とされ
王族・神官のために神聖な器や杯が作られ
銀は金とともに富と神聖さの
象徴として用いられ
神殿の儀式や貴族の宴席で
銀製の器が使われていました
中世ヨーロッパになると
金食器はミサや儀式で使用され
「神に捧げるにふさわしい素材」
とされました
一方、銀食器は貴族社会で
格式と富の証として
受け継がれるようになり
騎士や貴族は自分専用の銀のスプーンを
常に持ち歩いたとされます
では、なぜ自分専用の銀のスプーンを
わざわざ持ち歩いてのでしょう?
それは毒から身を守るためです
中世ヨーロッパの貴族社会では
毒殺が日常的に行われていました
銀は微量でも強い抗菌作用を持ち
細菌やカビの繁殖を抑えることができ
冷蔵庫や衛生知識が未発達だった時代に
食材の安全を守るために
銀製の食器が重宝され
また「ヒ素や硫黄系の毒に反応して変色する」
と信じられていたため
「このスプーンが黒くなったら、
毒が盛られているかもしれない」と
貴族や王族たちが毒殺を防ぐ目的で
銀食器を使用していたといわれています
(科学的根拠は弱いですが
当時は本気で信じられていたそうです)
銀はその後、「毒を防ぐ」「病を防ぐ」と
信じられていたため
薬入れや水差しにも使われるようになります
実際、銀には抗菌作用があることが確認でき
完全な迷信というわけでもなかったのです
金は非常に安定した金属で
毒に反応して変色することはありません
酸・アルカリ・毒物に対しても
ほとんど反応せず、変色しにくい金属です
金の食器を選んだ方、
今後は銀食器を持ち歩き
最初の一口目は銀で
二口目からは豪華な金食器で
素敵なお食事をお召し上がりください(笑)
最後まで読んでくださって
ありがとうございました
ではまた明日
今日も素晴らしい
1日になりますように
田中健介
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