プロから教わる現場の話 その2

今日のお話です
どうぞご覧ください

プロから教わる現場の話 その2

凄腕プロカメラマンとの会話

私「アドバイスを頂きたいのですが」

凄腕「どうした?」

私「キャリブレーション済みのモニターで
昼白色環境で撮影したクルマの色味に合わせて
現像しているのですが
モニターとAndroid端末やiPadで
色味が違うので悩んでいます」

凄腕「ワッハハッハ(笑)」

私「……?」

凄腕「健介さん、結論から言うとね
見る側は、コントロールできないんだよ」

私「え?」

凄腕「こちらでいくら正しい色に仕上げても
画面の向こう側までは追えない
プロでも、そこまでは追っていない
そこは“気にしすぎない領域”なんだよ」

私「そんな感じで仕事では成り立つのですか?」

凄腕「健介さんの今の現像技術は
プロカメラマンでも通用するレベル

これ以上は誤差の世界

健介さんは“色を作る側の基準環境”に
なっているから
こちらで正しく仕上げる
あとは見る側の環境で
広告写真でも印刷物でも
破綻していなければクレームは来ない

これが現場の真実だよ

しいて言えば、最後にApple製品で確認する
世界で一番見られている画面だからね

完全一致を目指すんじゃなくて
破綻していなければいい
プロもそこを基準にしている
そこまで色の感度が高いなら
自分の目を信じて自信を持ったほうがいい
どんなに有名で権威のあるカメラマンでも
持っていないこともあるからね」

私「ありがとうございます
『見る側はコントロールできない』は
本当に勉強になりました
現状に自信を持って続けます」

正直、どこかに“答え”があると思っていました
もっと完璧にする方法があるのではないかと

でも違いました
追えない領域があり
それは誤差で
プロはそこに執着していない
「見る側はコントロールできない」
この一言で、肩の力が少し抜けました

もちろん
「スッキリ解決」というわけではありません
今も毎回、色は確認しています

キャリブレーション済みモニターで見て
AndroidでもiPadでも確認
並べれば違いはありますが
でもそれは“破綻”ではなく“誤差”

こちらで正しく仕上げる
あとは見る側の環境
それが現場の答えでした

そんな話を聞いた日から
ほんの少しだけ
自分の目を信じられるようになりました

ブログ、メルマガの写真で
お気づきの点があれば
遠慮なく教えてください

それもまた、私のスキルアップになります

最後まで読んでくださって
ありがとうございました

ではまた明日

今日も素晴らしい
1日になりますように

田中健介

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