今日のお話です
どうぞご覧ください
本気で「やりすぎ」な一台

中東の伝統的な格子模様「マシュラビーヤ」
中東の宮殿や住宅で見られる
精巧な木製の格子装飾です
光や風を通しつつ、視線は遮る
見た目だけじゃなく
ちゃんと意味があるデザインです
昔の人はよく考えています
その格子模様を
ボンネットに表現してしまった
クルマがあります
それは
Rolls-Royce Phantom Arabesque(アラベスク)



ロールス・ロイスの招待制サロン
「プライベート・オフィス・ドバイ」が
ファントム・エクステンデッドをベースに
世界に一台だけ仕立てた
特別なビスポークモデルを
2026年2月12日に公開しました
このボンネットフードの模様は
マスキングをして塗装したわけでもなく
ラッピングフィルムでもなく
レーザーで“彫って”います
この技術、完成までに「5年」
エクステリア専門部門が
開発した新しい特許工法だそうです
工程も相当手が込んでいて
ベースに濃色を塗装し
クリア層を何層も重ね
さらに極薄のシルバーを塗装
そこから表面を
145〜190ミクロンだけ削る
すると下地が現れ模様に奥行きが出る
平面なのに陰影が出る理由はここです
そして最終仕上げは
機械任せではなく、最後は職人の手
職人が手で研磨し
指でなぞると滑らかでも
確かに彫られている
「彫刻を感じる」
仕上がりだそうです
もし
「これをコーティングしてほしい」
と言われたら?
削って模様を出している以上
わずかな凹凸は必ずあります
深さは公表値どおりなら
145〜190ミクロン(0.145〜0.19mm)
髪の毛2本分ほどの深さで
爪で引っかかるほどではありません
想像ですが
下地処理で塗装面を研磨すれば
立体感は薄れ
膜厚のあるコーティングを施工すれば
艶は出ても
陰影は弱くなるはずです
つまり触感と視覚のバランスが
変わる可能性が高いので
「そのままが最高」なのだと思います
ま~実物を見る機会は
まず無いと思いますが
この工業製品というより工芸品を
一度は見てみたいですね
速さでも燃費でもない
「そこまでやる?」
を「本当にやる」
でも、こういう
少しやりすぎなこだわりが
私は好きです
出典:参考
・Rolls-Royce Motor Cars 公式プレスリリース
最後まで読んでくださって
ありがとうございました
ではまた明日
今日も素晴らしい
1日になりますように
田中健介
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