CR2032 その2

今日のお話です
どうぞご覧ください

CR2032 その2

「そうなるとクルマのスマートキーも
電池交換いらなくなる?」
と思いますよね

ですが現状では
ハードルはかなり高いのが現実です

自立給電は
光があって初めて成り立つ技術で
スマートキーはいつも
ポケットやバッグの中
使い終われば家の中で保管
これがほとんどです

つまり、発電できる時間がほぼありません

ソーラー電卓のような
“表に出ている前提”の機器とは
環境がまったく違います

さらにもう一つ
スマートキーは送信時
一瞬だけ強い電波を出し
このとき
数十mAクラスのピーク電流が必要です

一方で、光発電+小容量の蓄電は
少しずつ使うのは得意でも
一気に使うのは苦手で
ここが大きな壁になります

そう考えると
クルマのスマートキーや
ガレージのシャッター用リモコンには
まだ現実的とは言えません

では、この電池は
どこで活躍するのでしょうか

向いているのは
「光が当たる場所に置かれる機器」です

例えば
・室内の温湿度センサー
・ドアや窓の開閉センサー
・人感センサー
・ビーコンやタグ機器
・工場や店舗のIoT機器

こうした低消費電力+定位置設置の機器とは
相性が良く、電池交換が不要になれば
高所に設置したセンサー
台数が多い設備
メンテナンスしづらい場所ほど
メリットは大きくなります

電池交換ゼロの未来は
まずこういう場所から
現実になっていくのかもしれません

いまは実用へ向かう途中段階で
技術は成立し
展示会でも高い評価を受けていますが
広く普及するのはこれからです

以前に記事にした「紙電池」
そして、電気や電池の話も
いくつか書きましたが

電気を効率よく貯めること
高出力を取り出すこと
安全性と軽さを両立すること

電池は昔からある技術なのに
ここがいまだに難しく

「夢の電池」がなかなか生まれないのは
本当に技術的な壁なのでしょうか

それとも、すべてを電気で賄おうとする
発想自体を見直す時期なのか

あるいは、まだ私たちが
気づいていないだけの何かが……

出典:参考
・SMK 公式ニュースリリース
・技術系報道(CES展示レポート)

最後まで読んでくださって
ありがとうございました

ではまた明日

今日も素晴らしい
1日になりますように

田中健介

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