大きいほど偉い時代 その2

今日のお話です
どうぞご覧ください

大きいほど偉い時代 その2

人を乗せて、自力で走り出した
最初の自動車
「ベンツ・パテント・モートルヴァーゲン」
排気量は 約954cc
ここでは
「まず走ること」
それ自体が目的でした

では、ここから排気量はどのように
大きくなっていったのでしょうか

代表的な例を挙げてみます
2〜3リッター級(1890年代後半)
ダイムラー フェニックス(1897年)
排気量:約2.1L、直列2気筒
坂道や荷物の重さが
現実的な課題となり
余裕を持たせる方向へ
この頃から
「小さすぎると使えない」
という認識が広がり始めます

4〜6リッター級へ(1900年代初頭)
メルセデス 35HP(1901年)
排気量:約5.9L、直列4気筒
現代的自動車の原型とされ
安定した高速走行や
長距離移動が可能になります

クルマが実用的な道具へと進化する中で
排気量は一気に拡大しました

7リッター級:信頼性の完成形(1906年〜)
ロールスロイス 40/50HP:シルヴァーゴースト
排気量:約7.0L、直列6気筒
求めたのは、速さではなく
「壊れないこと」
十分すぎる排気量の余裕が生む
静けさと、踏ん張りの効く粘り強さ
それこそが高級車の価値だった時代です

7リッターという数字は
現在でも目にしますが
当時の排気量拡大は、まだ止まりません

10リッター超:市販車の限界(1920年代)
ブガッティ タイプ41 ロワイヤル
排気量:12.7L、直列8気筒
市販乗用車としては
事実上の最大排気量

これ以上になると
重すぎて、冷やせず、扱いきれない
「大きいほど偉い」という理想が
このあたりで
さすがに市販車としては
現実的ではなくなってきました

そして番外編(市販されなかった例)
市販はされなかったものの
有名な存在として知られるのが
1910年代に登場した
ドイツの ブリッツェン・ベンツ
直列4気筒、排気量は約21.5リッター
1気筒あたり
5リッターを超えるという
今では考えられないサイズです

さらに極端なのが
1911年のフィアット S76
通称「ビースト・オブ・トリノ」
排気量は 約28.3リッター

もはや
「エンジンを積んだクルマ」というより
クルマの形をしたエンジン
と言ったほうが、しっくりきますね

ですが、排気量は
ただ大きくなっていったわけではありません
その時代ごとに
「必要だった大きさ」へ
変化していったのだと思います

「クルマの形をしたエンジン」フィアット S76
その28.3リッターの排気音を
聞きたい方はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=TCVGLNbH3OQ

私の感想は「・・・・(笑)」

出典:参考
各メーカー公式ヒストリー自動車博物館(メルセデス・ベンツ博物館
ロールス・ロイス関連資料)ならびに自動車技術史に関する公開アーカイブ

最後まで読んでくださって
ありがとうございました

ではまた明日

今日も素晴らしい
1日になりますように

田中健介

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