なぜ一般道路の標識は青色なのか?

今日のお話です
どうぞご覧ください

なぜ一般道路の標識は青色なのか?

高速道路の標識が緑になった理由を知ると
次に気になるのは
「では、なぜ一般道路は青のままなのか?」
という点です

結論から言うと
一般道路では
「青で困る理由がなかった」 からです

一般道路は、速度が比較的低く
標識との距離が近い
判断に時間的な余裕がある
という環境で使われます

夜間に多少色の印象が変わったとしても
文字や矢印が読めれば
案内としては十分に機能していました

また、戦後の道路整備が進む中で
一般道路の案内標識は早くから青 に統一され
「案内標識といえば青」という認識が
すでに全国に定着していました

実は当時、一般道路の青い標識も
夜間にはわずかに緑がかって見えることが
あったそうです

ですが低速・近距離で見る一般道路では
それが大きな問題になることは
ありませんでした

結果として
一般道路は青のまま
高速道路だけが緑になる
という色分けが今も続いています

そして、この3日間のメルマガを
一言でまとめると
‘‘青が緑に見えてしまったから緑”
‘‘青で十分だったから青”

深いようで、実に面白い

出典:参考
国土交通省(旧 建設省)道路標識、区画線及び道路標示に関する命令(標識令)

名神高速道路建設期の標識検討に関する公開解説

日本道路公団(現 NEXCO)関連の公開資料

交通工学・自動車分野の専門解説記事視覚特性・色覚に関する一般公開資料

最後まで読んでくださって
ありがとうございました

ではまた明日

今日も素晴らしい
1日になりますように

田中健介

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