今日のお話です
どうぞご覧ください
高速道路の標識は、なぜ青にならなかったのか
隔週の日曜日は
奇跡でも起きない限り
東名高速の渋滞に巻き込まれています
そして、動かない車列の中で
ぼんやりと前方を眺めていると
ふと“当たり前すぎて気にも留めなかったもの”が
急に気になってくることがあります
なぜ、一般道路の標識は青色で
高速道路の標識は緑色なのか・・・

一般道路の案内標識は
戦後早くから 青 に統一されていました
そんな中、名神高速道路の建設を前に
高速道路の標識体系をどうするかを検討する
専門委員会 が設置されました
ここで初めて
「高速道路の標識の色をどうするか」
という本格的な議論が始まります
ところが、この議論は
なかなか簡単にはまとまりません
高速道路は一般道路とは違い
速度が高い
進行方向の判断が一瞬
遠距離から“色”で道路種別を
判断する必要がある
という、まったく新しい道路体系 でした
そのため
「一般道と同じ“青”のままで
本当に問題はないのか?」という疑問が
視認性や安全性を重視する技術者の側から
次第に上がり始めます
そこで比較対象として浮上したのが
海外の高速道路でも使われていた
緑色 でした
「青をそのまま使うべきか」
「高速道路用に緑を採用すべきか」
こうして“、青か緑か”の議論が
約2年近く続くことになります
つづく
出典:参考
国土交通省「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令(標識令)」
日本道路公団(現 NEXCO)・道路標識に関する公開資料
自動車・交通分野の解説記事
最後まで読んでくださって
ありがとうございました
ではまた明日
今日も素晴らしい
1日になりますように
田中健介
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