今さら勉強する コーティング剤と色の深み

今日のお話です
どうぞご覧ください

昨日、次回は
「膜厚と光沢、色の深みの関係」と
書きましたが、書き進めるうちに
内容が少し変わってしまったため
「コーティング剤と色の深み」に
させて頂きます

まず、光沢と色の深みの違いは
・光沢は表面的な輝き
・深みは表面の質や内部の構造色の表現によって
生まれる表面だけでなく奥行き感のある感覚です

コーティング前下地処理研磨は
オリジナルの光沢を失った
トップコートのスクラッチ傷等を除去し
なるべく平面を平滑にして
オリジナルの光沢に近づけます

この光沢が、そのクルマが本来持つ光沢で
深みも本来持つ深みです

そしてそのトップコートを保護するために
コーティング剤を塗布すると
「深み」が出ますが
コーティング剤の種類によって
深みが異なります

空気の屈折率は約 1.0、水は約 1.33でしたね
主成分や添加剤によって異なりますが
各コーティング剤のおおよその屈折率は
フッ素樹脂コーティング・・1.34~1.38
ワックス、ペイントシーラント・・1.4~1.5
一般的なガラス系コーティング・・1.4~1.5
セラミック系コーティング・・1.46~1.6
となります

屈折率が高いと
光の進む方向がより大きく変化し
塗装内部で複雑に光が動きます
その結果、表面だけの色よりも
濃く立体的に見えるため
視覚的に深みを感じます

コーティング剤の中では
フッ素樹脂コーティングは
下地研磨後のオリジナルの光沢に近く
セラミック系コーティングは
深みがあり奥行き感が出ます

ただし、これはあくまで屈折率での見え方で
実際のコーティングとしての
性能や効果とは別の話になります

この仕事を始めた27年前は
ペイントシーラントが主流で
その後、フッ素樹脂コーティングが世に現れ
その時のメーカーの謳い文句は
「透明感のある艶」でした

ペイントシーラントより
屈折率が低く、膜も薄いので
オリジナルの光沢に近い
仕上がりになるため「透明感」という
表現を使用したのでしょうね

次回で最後にしたいと思います
題名は「未定」です

最後まで読んでくださって
ありがとうございました

ではまた明日

今日も素晴らしい
1日になりますように

田中健介

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