今日のお話です
どうぞご覧ください
左利きの日
一昨日の8月13日 は国際的な記念日の
「左利きの日」でした
英語では International Left-Handers Day と
呼ばれ、1976年にイギリスの
左利き協会(Left-Handers Club)が
提唱しました
その目的は
・左利きの人々への理解と配慮を広める
・右利き社会での生活のしづらさや
道具の不便さについて意識を高める
・左利きであることを肯定的に捉え
個性として尊重する文化を
促進することです
私がこの世に誕生した時は
100%左利きでした
しかし母が、文字を書く、箸を持つといった
当時の日常生活で
不便と感じられる動作については
利き手を右に変える訓練をしてくれたため
現在は右手で行っています
自分で利き手を変更するために
行った訓練としては
投げることやギターの演奏くらいで
それ以外は、右利き用の道具しかない場合に
それに慣れるようにし
一方で、スプレーガンやハサミ、ナイフは
左右どちらの手でも使えますし
マスキングテープも
どちらの方向からでも貼れます
ただし、歯磨きやドアを開けるなどの
無意識に行うことは左手で行っています
左利きの割合は
国や世代によって差がありますが
世界的に見ると 人口の約10%前後 が
左利きといわれています
日本の場合はやや少なく
昭和世代は矯正が多く行われていたため
3〜5%程度で
平成以降の世代は8〜10%程度です
また男女差もあり
世界的には男性のほうが
やや左利きの割合が高いという
統計があります
では、どうして左利きの人が
いるのでしょう?
利き手が決まるメカニズムは
遺伝的要因+胎児期の脳発達+環境要因が
複雑に組み合わさった結果だとされています
「遺伝で決まる」と単純に言えない理由は
同じ遺伝子を持つ一卵性双生児でも
利き手が異なる場合があるからです
利き手は、遺伝の下地に胎児期の脳発達や
姿勢・ホルモン環境が加わり
さらに生後の生活習慣によって
微調整されて決まると考えられています
つまり、完全に生まれつきで決まるわけでも
完全に後天的に決まるわけでもないのです
ということは、生後から訓練すれば
左利きに育てることもできるということです
やっと子育てがひと段落した現在、
妻に「左利きの子を育てたいから、もう一人!」
なんて言ったら
間違いなく左ジャブが飛んできそうです
最後まで読んでくださって
ありがとうございました
ではまた明日
今日も素晴らしい
1日になりますように
田中健介
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