今日のお話です
どうぞご覧ください
光源
作業場の天井には
蛍光灯、LEDスポットライト昼白色
LEDスポットライト電球色
計52個の人工光源があり
その他、横から照らす
移動式調光LEDライト2基を
設置しています
細部の汚れを見る時は全てを点灯させ
塗装面、ウィンドウガラス研磨時は
電球色のLEDと横からは調光LED
レザーシートリペアの調色、
内装クリーニング時は蛍光灯、昼白色、
ハンディタイプのLEDと
作業によって使い分けており
明るければ良いというわけではありません
「何を見るか」と「どう見たいか」
によって、適した光は変わります
これは私のような業だけでなく
他の業界などでも同じことだと思います
では、人工光源が少ない時代の人たちは
「適した光」をどう確保していたのでしょう
実は、光を“片目だけ温存”することで
視覚を補助していたという話があります
海賊が目に着けていた「アイパッチ」は
ケガや盲目を隠すためだと思われがちですが
「暗闇用の目」を維持するための
工夫だったという説があります
船の甲板は太陽がまぶしく
一方、船室の中は真っ暗で
両目で明るさに慣れてしまうと
急に暗い場所に入ったときに
視界が利かず危険です
そこで、片目をアイパッチで塞いで
常に暗順応させておきいざ船内に入るとき
アイパッチを反対の目に付け替えると
もう片方の目で暗闇の中がよく見える
というわけです
つまり「光をあえて遮ることで視覚を保つ」
という逆転の発想ですね
現代はLEDライトでどんな光も作れますが
それでも「見たいものによって
光の選び方は違う」ことに変わりありません
どれだけ技術が進化しても
「光の扱い方」ひとつで見える世界は
大きく変わります
それは、数百年前に
暗闇と戦っていた海賊たちも
現代で車の輝きを追い求める
私たちも同じことですね
私は子どもの頃
映画グーニーズを観て
海賊片目のウィリーに憧れ
アイパッチとトリコーン(三角帽子)
鉤爪(フック)型の義手の
アクセサリートイを買って
海賊になりきっていた記憶があります
今、冷静に考えると
鉤爪(フック)型の義手といえば
ピーターパンに登場する
海賊のフック船長が有名ですが
そのフック船長はアイパッチをしていません
私は知らず知らずのうちに二人の海賊をミックスし
海賊風なモノを全て装備し
「フルオプションハイブリッド海賊」に
なっていました
なんか恥ずかしい・・・
最後まで読んでくださって
ありがとうございました
ではまた明日
今日も素晴らしい
1日になりますように
田中健介
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